2012年3月6日

米領ヴァージン諸島の旅(4)- 宝の島 セントジョン島



滞在しているセントトーマス島からフェリーで20分ほどのところにある、セントジョン島を訪れることにした。

セントジョン島は、セントトーマス島よりもさらに小さく面積は約50km²で、石垣島の3分の1にも満たない火山性の島である。島の北側には大西洋が、南側にはカリブ海が広がり、島の3分の2がヴァージン諸島国立公園に指定されている。



自然という宝が保護されている島、セントジョン島
水の色、空の青さ、海の生物たち、陸の動物たち、鳥や昆虫、植物たち
明るい光の下、暖かい風の中
すべての命がそのままの姿で美しく、輝いている

豊かさはここにある
繊細なバランスの中で
今ここにある


 マリンブルーの海、セントジョン島は右奥に見える
 



 ヨットを停泊させ、シュノーケリングを楽しむ人々
 

 ソルトポンドビーチ


 「ブレインコーラル」という名前のサンゴ、なるほど脳みそみたい


 好奇心旺盛なゲッコー
 

 カリブ海

  こんなに美しいなんて
 

 サボテンと水が共存する場所




  島のあちらこちらにいる鳥


  くねくね坂を曲がったところで、急に出くわした。野生のヤギ。


 このラバたちも野生


 再びゲッコー

昆虫が嫌いな方は、次の写真はご覧にならない方がよいかもしれません。
 

 色の鮮やかさと、模様の面白さに惹きつけられた。なぜかトランプを思い出した。オスとメスでは背中の模様が違うみたい?
 

  ペリカンもいた


  イグアナも現われた


 う~ん、顔はちょっと怖い

 帰り道、フェリー乗り場の近くにあるこのお店に引き寄せられた。乾いたのどを潤す冷たいものが欲しい。

店主のトーマスさんに、ココナツを割ってもらった。息子さんがシアトルの海軍基地にいるということ。世界はなんて狭いの!


トーマスさんは、ここでスムージーや自家製アイスクリーム、トロピカルフルーツ、ココナツを売っている。人懐っこく笑い、夫と私を店の裏にあるオフィスに案内してくれて、こう言った。

「私はこの店の他にも、レンタカーの営業所をやってるんですよ。でもね、毎日車を管理して書類とにらめっこをしているよりも、こうやってお客さん とおしゃべりしながらスムージーを作っているのが好きなんです。でも、私が本当にやりたいことは、パブリックスピーチなんです。私には信条があるんです。 それは、正しいことよりも、ハッピーであることを選ぶということ。例えば、友人が青いグラスを持ってそれを黄色といえば、私はそれは違う、青だとは言わな い。人間関係において、正しさなんて、そう重要ではないと私は思っています。これは私の人生経験から言えることなのです」

ハッピーであることを選ぶ・・・それは、私にとって、このゆったりとした豊かな島からの贈り物の言葉だった。

<続く>

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