2008年6月24日

太陽に対する意識

太陽をどう捉えていますか?

今朝、朝食を取っているときに、そのことに意識が及んだ。

私自身、肌が強い方ではなく、すぐ赤くなってしまうので、強い日差しを敬遠しがちになり、外に出たときは、つい影を探して歩くようになっていた。しかし、ある時に、それまで曇っていても、外に出るとほとんど必ずと言ってよいほど晴れてくることから、自分は太陽に対する考えを改める必要があることに気づいた。

「太陽は忌み嫌うものではない」

紫外線対策、美白、シミ・ソバカス、お肌の大敵、皮膚がん。このような言葉は、特に日本にいると、毎日のように耳にしたり目にしたりする。太陽に対するマイナスのイメージが、いつしか私たちの意識の中に浸透してしまった。

確かに、太陽から放射され人体に有害な影響を与える物質の量が増えているので、それに対する対策は必要であるが、太陽がもたらす恩恵と私たち生き物との関係に、もっと積極的に意識を向けて欲しいと太陽が言っているようで仕方がない。

少し前に、ある方のお宅にヒーラーの方をお招きして、10人ほどで誘導瞑想を体験した。その瞑想で自分と地球・太陽・月・海に意識を向けたが、太陽をイメージしたときに、ほとんどの人が温かさや明るさなど、ポジティブな感覚を味わった。それが、太陽本来の意味だと思う。

そして、その瞑想が終わった後、ほんの数分の間であったが、それまでずっと覆っていた厚い雲にぽっかり穴が開いたように青空が見え、太陽の光が降りてきた。そして、その後、また雲の扉が閉まってしまった。まるで、私たちが太陽に意識を繋げたことに対して、太陽が応えてくれたかのようで、その奇跡的な瞬間に、そこにいた全員が感動した。

私たちは気づいていないかもしれないが、私たちと太陽は、もっと直接的で大きな繋がりがあるのではないだろうか。そう思ったとき、ふと、人間の集合意識は、天候にも影響を与えるのではないだろうかと思った。

ひところ前にガングロが流行り、その後美白。4月に日本に帰ったとき、健康的な肌とは思えない、異常に白い肌の人をたくさん見た。ガングロも美白ブームもどちらも自然とはかけ離れ、バランスがとれていないように思う。

顔は白塗りで黒い傘をさし、黒い服に黒い手袋をまとう人々を見て思った。病気ならともかく、それは太陽に対する、あなたの意識が表面化したものではないでしょうか、と。極度に走る私たちに、自然が警鐘を鳴らす。太陽は忌み嫌うものではない。

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