2008年5月23日

旅は意識を広げる

昨年、チャネラーにチャネリングをしてもらったときに、旅について、私のガイドはこう言った。

「旅は意識を広げ、視野を広げる。日常生活以外に体を置くことで、現実から離れる。現実は行動も予測できるので、波動的には同じ場所にいるのである。

しかし、旅により、別の波動と共振する。すると、自分の中の隠れた領域が開いて、感性や感覚、感情、知性がアップする。

カルマで感情が上がったときは、出して流すようにするとよい。これは一時的なものなので、こだわる必要はない。

また、旅をしたときに、そこにいるだけでもよいが、日記をつけて『こういう感じがした、こう思った』など、すべての感覚を使って感じたことを細かにつけることで、顕在意識と潜在意識が統合されるようになる。すると、その顕在意識と潜在意識がさらにつながるようになり、意識の位置づけができる」

確かに、旅に出ると行動に予測はできない。初めての場所は、見るもの触れるものすべてが新鮮で、波動も全く違う。無意識のうちに「心の触覚」を使って感じてみている。それは、日常生活の中ではあまりやらないことだろう。この「心の触覚」を使うことで、潜在意識に焦点が当たるのかもしれない。

初めてなのに、初めてではないような感覚に襲われたり、深い部分でとても懐かしく感じる場所に出くわす場合もある。または、急に悲しくなったり、恐怖感が湧いたりすることもある。その感情がどこから来ているのか、戸惑うこともある。きっとそれは、魂が訪れてみたかった場所なのだろう。

思考や行動とつながる顕在意識だけでなく、普段隠れて気づいていない部分である潜在意識に焦点を当てることで、人の意識は広がり、より全体性に近づくことができるのかもしれない。

先月沖縄本島と石垣島、竹富島へ行った。沖縄・八重山地方の旅行は今回は二度目であったが、二年前に初めて竹富島を訪れたときに、フェリーから降りて島に足を付けた瞬間からなんとも言えない安堵感に包まれ、それは、実家に帰るときに感じるよりもずっと強く、心の奥から来る深い深い安堵感であった。

今回竹富島では、不思議な体験をした。昔「琉球」と言われていた地域である沖縄・八重山地方は、やはり特別な場所であるように感じた。そのことについては、沖縄の旅日記として後日書こうと思う。

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